石川七尾ボランティアの宿泊拠点テント村の設営始まる - Easy News

能登のと半島はんとう地震じしんで大おおきな被害ひがいを受うけた石川いしかわ県けん七尾ななお市しで、21日にち、ボランティアたちの宿泊しゅくはく拠点きょてんとなるテント村むらの設営せつえいが始はじまりました。

七尾ななお市しでは地震じしんから2か月かげつ半はん以上いじょうが経過けいかした今いまも、倒壊とうかいし手付てつかずのままとなっている建物たてものが数多かずおおくあり、片かたづけ作業さぎょうなどに参加さんかするボランティアの宿泊しゅくはく場所ばしょの確保かくほが課題かだいとなっています。

こうした中なか、市内しないにある七なな尾び城山しろやま野球やきゅう場じょうに宿泊しゅくはく拠点きょてんとなるテント村むらが設営せつえいされることになり、岡山おかやま県けん総社そうしゃ市しなどから訪おとずれたボランティアなどおよそ50人にんが作業さぎょうにあたりました。

総社そうしゃ市しは6年ねん前まえの西日本にしにほん豪雨ごううの際さい、各地かくちから受うけた支援しえんの恩返おんがえしをしようと、ほかの5つの自治体じちたいなどと協力きょうりょくして、ボランティアの宿泊しゅくはく拠点きょてんとなるテント村むらの設営せつえいを決きめたということです。

テント村むらには100のテントが設置せっちされ、最大さいだい200人にんが3月つき24日にちから利用りようできるようになるということで、総社そうしゃ市しなどがボランティアの募集ぼしゅうを行おこなうことにしています。

総社そうしゃ市しから訪おとずれたボランティアの男性だんせいは、「作業さぎょうは大変たいへんですが、被災ひさいした人ひとのために頑張がんばります」と話はなしていました。

総社そうしゃ市しの丸山まるやま幸司こうじ危機きき管理かんり室長しつちょうは「過去かこの災害さいがいでボランティアの大切たいせつさを身みをもって感かんじたので、少すこしでも復興ふっこうの力ちからになりたい」と話はなしていました。